漫画皇国

Yes!!漫画皇国!!!

同人誌の適正価格関連

同人活動、やり始めて2年半ぐらい経ったんですが、僕のイベント参加の収支の話をすると、売れた本の収益で、印刷費とイベント参加費がざっくり回収できているみたいな感じです。 僕は70冊ぐらい本を刷っているんですけど、早く入稿しての割引を使ったりする…

コミティア127に出る情報です

ひーひー言いながら漫画を描きましたので、それを持ってコミティア127に出る予定です。前描いたやつが51ページと長かったので、今回は30ページぐらいで終わらそうと思ったのですが、なんとなくぼんやりと描いているうちに55ページになった上に、描こうと思い…

内気な少年による少年兵の過去幻視関連

内気な少年による妄想類型として、学校にテロリストが襲ってきて、その中で自分が大活躍をするというものがあるそうです。他人事のように書きましたが、他人事ではない気がします。 これは普段は目立たない少年(妄想の主体)が実はすごい力を隠し持っていて…

イムリがクライマックスなので僕は毎月盛り上がっているぞ!!関連

三宅乱丈の「イムリ」がここのところずっとクライマックス感があり、毎号楽しみに読んでいます。おそらくは遠くない最終回に向けて、みんなで盛り上がろうぜ!!って思うんですけど、僕に友達が少ないこともあり、周りにあんまり雑誌で読んでワーキャー言っ…

意見の否定と人格の否定は本当に区別できるのか?関連

「日本人は意見の否定と人格の否定を混同する」みたいな話をネットでたまに目にするんですけど、それはそうと、意見への反論のために人格だけを否定をする、みたいなのも目にするので、そこは実は繋がっているんじゃないかな?と思いました。 感情的なムカつ…

瞬間移動と仙豆と無、あるいは移動の物語であったドラゴンボールが移動を捨てるまでの話

ドラゴンボールはその中で移動が果たす役割が変遷する物語ではないか?という話を考えたので、その話をします。 初期のドラゴンボールにおいて、移動とは物語そのものでした。山奥にひとりで暮らしていた悟空をブルマが連れ出すところからこの物語は始まるか…

宗教に対する色々な気持ち関連2019

「宗教」という言葉には日本ではあまり良いイメージがないかもしません。 僕自身特定の宗教には入っていません。ただし、自分なりの信仰というか、あらゆるルールの前に守るべき規範というようなものは設定して生きています。それが人によっては宗教と同質の…

「けだもののように」と最初から複雑化している社会のルールについて

「けだもののように」は比古地朔弥の漫画で、ヨリ子という少女を巡る物語です(「学園編」「東京編」「完結編」の3冊があり、買うことができると言います)。 彼女は多くの人間が持っている人間社会で生きていくための常識を獲得せずに育った少女で、それゆ…

漫画における「選択と集中」の描写の話

仕事をしていると、事業領域の「選択と集中」が大事という話がされることがあり、近年はその「選択と集中」に失敗して経営に影響があるというようなものも目にします。 この「選択と集中」ですが、漫画でも描かれることがあり、その代表的なもののひとつが「…

漫画のランキングという概念についての雑感

漫画に順番をつけて発表するみたいなものが世の中には色々あります。このような順番のことを、専門用語でランキングと言います。そのランキングの順位がよいものが注目を集めて世間で売れたりするらしいので、売れるのはよいですしよかったですね。ただ、最…

「ちひろさん」と1日が24時間ではない時計関連

安田弘之の「ちひろさん」は、前作の「ちひろ」を含めてすごく好きな漫画で、前にも感想を書きました。 mgkkk.hatenablog.com ちひろさんは、ちひろと名乗る元風俗嬢のお話です。ちひろさんは、ある日ある街にやってきて、お弁当屋さんで働きながら様々な人…

「聖闘士星矢」の瞬の性別変更とかポリコレとか多様性とか関連

Netflix様のマネーで、聖闘士星矢がCGアニメ化されるぞ!!との報せを聞き、聖闘士星矢大好きっ子としては、やったぜ!!という気持ちでいますが、情報を読んでいると、アンドロメダの聖闘士である瞬が、性別を女性に変更されるのだそうです。まだ初報なので…

物語における犯人の、その後の人生について

スキマでの「喰いタン」の無料読み放題も終わったところでタイミング悪く「喰いタン」の話なんですが、僕がこの漫画で好きなところのひとつに、犯罪者のその後が描かれているというところがあります。 その犯罪者とはケーキ屋を営む女性で、殺した相手は好き…

インターネットでの漫画の広まり方、あるいは「将太の寿司」はなぜネットで流行ったか?関連

「将太の寿司」がネットで無料読み放題になったことから、今まで読んでなかった人が読んで、話題にされている状況について、僕はとてもにっこりしています。なぜなら僕は「将太の寿司」がすごく好きだからです。ただの一読者でしかありませんが、将太の寿司…

「サンダーボルト」の完結編がめちゃくちゃ良かった話

タオルまるめちゃおさんのサンダーボルトの最終巻が、11/25(日)のコミティア126で出ました。気持ちが高まっているうちに書くべきだなと思ったので感想を書きます(ネタバレが含まれてしまうが、それを書かないことには感想を書けないので、どうにかしてサン…

漫画を描いたのでコミティア126に出ます

イエイイエイ!!コミティア126に出ます。新しく漫画を描きました。 日時:11/25(日) 11:00〜16:00 場所:東京ビッグサイト東4・5・6ホール スペース:け08a サークル:七妖会 コミティア126(11/25 東京ビッグサイト)に出るので、お品書きと試し読みです…

言葉は今のことしか語れない感じがする話

人間には記憶があるので、それを使えば昔の話を書くことはできます。しかし、その昔の話は、今から振り返った昔の話でしかないのではないかと思います。つまり、それらの過去の記憶は、今何らかの理由で振り返る必要があるからという都合によって、ピックア…

合法の無料と違法の無料を見分ける難しさ関連

昨今、漫画がネットで無料が当たり前の雰囲気も出てきた気がしており、色んな漫画が(期間限定であったりはするものの)、合法的に無料公開されたりもしまくりな昨今です。 無料というのは摩擦がないみたいな感じなので、情報としての流通が爆速になります。…

「からくりサーカス」から「月光条例」に繋がる地獄の機械関連

からくりサーカスとはどんな漫画であったのかを一言で選べと言われたら、僕は「運命とは、地獄の機械である」という言葉を選びます。これは作中でジャン・コクトーの言葉として紹介されるものです。僕はこの言葉がジャン・コクトーによってどのような文脈で…

当然知ってるでしょ?関連

人間には知っていることと知らないことがあり、知らないことは知らないので知らないし、知っていることは知っているので知っています。でも、何を知っていて、何を知っていないかは人それぞれで違います。 テレビでやっている街頭アンケートでの認知度調査な…

「若おかみは小学生!(映画版)」と獅子咆哮弾について

昨日、「若おかみは小学生」の映画を観て来ました。近所のショッピングモールの映画館だと朝しかやっていなかったので、朝にバイクでブリブリと行ってみたら、朝イチだとショッピングモール全体がまだちゃんと開いてなくて、限られた入口からしか映画館に行…

「hなhとA子の呪い」と自分に内在する暴力性との付き合い方関連

中野でいちの「hなhとA子の呪い」は、性欲を巡る物語です。主人公の針辻くんは、ブライダル企業の若社長でありながら、性というものに嫌悪感を表明する男です。なぜならば、人間の3大欲求の中で性欲のみが、唯一、他者に向けられるものだからです。 だから…

「フリクリ」のフリクリ感とは何か??

アニメのフリクリが好きなんですけど、何が好きかというとおそらく複合的なので、いまいちコレ!と言いにくいようなところがあります。なので、この文ではまずその中のひとつだけを抜き出して話をします。それは、主人公のナオ太くんが置かれている状況が好…

「からくりサーカス」は実質、秋葉流の話説

来月からついにアニメが始まる藤田和日郎の「からくりサーカス」ですが、皆さんは好きですか?僕はめちゃくちゃ好きです(なお、アニメが楽しみ過ぎて死にそう…原画展も…)。僕は好きな漫画については色んなことを思い続けているので、最近思い至った考えに…

「シュガー」および「RIN」における天災としての天才関連

新井英樹の「シュガー」とその続編の「RIN」はボクシングの漫画です。そして天才を巡る漫画だとも思います。 「できないだろ…俺は最初からできたからね」 これがこの漫画を象徴する台詞だと思います。この台詞は、作中に登場するかつての天才ボクサー中尾が…

算数で考えて問題が起こる関連

算数の問題だと、100×2は200じゃないですか。これは算数の上では正しいんですけど、世の中は算数で出来ているとは限りません。なので、世の中では100×2が80とかになってしまうこともあります。 具体的に言うと、一週間に100の仕事をしている人に同じ一週間で…

否定形の言葉は強いが使い過ぎると迷走するのでは仮説

これは最近色々悩んでるので、それに関する話です。 スティーブ・ジョブズ氏がなんかのスピーチで言ったという「Stay Hungry, Stay Foolish」っていう言葉を日本語に訳すとき、どうやって訳しますか?直訳で「貪欲でいろ、馬鹿でいろ」と訳してもいいですが…

善人について

漫画の描き方というものがよくわかっていないので、一旦描きたいことを文にしてみてから、それを物語に置き換えるようなことを毎回しています。それがいいやり方なのかどうかは分かりません。また、漫画を思い通りに描く能力が足りないので、文と同じような…

「魔女」のペトラゲニタリクスおける言葉と体験について

五十嵐大介の「魔女」はめちゃくちゃ好きな漫画で、中でも好きなのは「ペトラゲニタリクス(生殖の石)」というお話です。 このお話は、「言葉」と「体験」の関係性について描かれるお話です。大いなる魔女ミラは、ある晩家族となった少女アリシアに本を読む…

人間に対する好きと嫌いの手前にある密度関連

人付き合いがあまり得意ではないので、あまり人付き合いをせずに生きてきたようなところがあります。でも、別に孤独というわけではなく、自分の能力で出来る範囲の人付き合いはしています。 そんな感じに人付き合いが「疎」な感じで過ごしていると気づくこと…