漫画皇国

Yes!!漫画皇国!!!

3年前に作った同人誌のリマスター版が商業誌に掲載されます関連

お!告知やりますよ!6月13日発売のヤングキングに56ページもある読み切りが載ります!4月に連載を始めたばかりのこのおれが、56ページもの! pic.twitter.com/lcxNsrYl9O— ピエール手塚 (@oskdgkmgkkk) 2022年5月22日 6/13(月)発売のヤングキングに「ラブ…

せっかくだからあえてバッドエンドを選ぶぜ関連

バッドエンドの漫画を読んで満足感を得るのは、ハッピーエンドの漫画を読んで満足感を得るのよりも難しいのではないかと感じています。 ここで僕がバッドエンドと呼んでいるのは、「主人公の望みは最終的に叶わなかった、という終わり方」の意味です。なので…

綺麗事を語るような大人になってしまった関連

ここ何年か、自分が前向きでポジティブな綺麗事を日々語るような人間になってしまったなという実感があります。この状態は、自分の心境の変化で、そうなったことは別に嫌ではないんですが、子供の頃ならば、そんな理想みたいなことばかり言う大人に対しては…

ネタバレのジレンマ関連

「ゴールデンカムイ」の完結にあたって、連載も含めて全てをWebで無料で読み放題にするという施策が行われていました。延長してゴールデンウイーク中は継続するとのことなので、ゴールデンウイークは、ゴールデンカムイのウイークということですね。 この施…

「さよなら絵梨」と現実を元にした物語関連

そういえば、感想を書いてなかったなと思ったので書きます。 「さよなら絵梨」を読みました。すごく面白かったです。 shonenjumpplus.com 初読時に思ったのは、本作は「ルックバック」を描いたことを踏まえた物語なのかなということで、そのような感じに読み…

自分を蔑むという自衛戦略関連

よくしている話ですが、人間の基本的な性質として、「序列に敏感」というものがあると思います。一般的な日本の教育では、「全ての人間は平等」だと教えられます。しかし、多くの人はそれはそれで肯定する一方で、自分が接する人間に対して、すぐにその人に…

やりたいことはあまりなく、ただ、誰かの期待に応えている関連

人生において、やりたいことってあんまりないです。 以前はひとつだけ目標があって、僕には弟妹たちがたくさんいるんですが、この子たちが不自由なく自活できるようになるまでサポートをしてやりたいと思っていました。 その目標を持ったきっかけとしては、…

漫画業界は新人を育てようとしているか?関連

インターネットで目にした話で、乱暴に要約すると「今の漫画業界は貧しくなり、売れ筋しか作ろうとせず、新人を育てる気もない」みたいな意見があって、別にそんなことはないんじゃないかなと思いましたが、ただ、そこに全く理がないわけでもないかもしれな…

紙の漫画と電子書籍とWeb連載とウェブトゥーンが違う関連

漫画の在り方というのは近年選択肢が増えているように感じていて、昔ながらの紙の漫画の他に電子書籍という選択肢が増え、紙の雑誌ではなくWeb連載となる漫画も増え、スマホに特化したウェブトゥーンなども勢いがある状況です。 一口に漫画と言っても、「読…

中高年は新しい友達ができにくい関連

人間は中高年になってくると新しい友達ができにくいという話をよく目にします。そうかもしれないなと思う一方で、自分にとってはあまり切実な話ではないなと感じていて、なぜなら僕は、若い頃から別に新しい友達ができやすかったわけではないからです。 学生…

4月から会社員と漫画の月刊連載の二足の草鞋を始める関連

4月から漫画の月刊連載を始めます。連載する雑誌はコミックビームでタイトルはまだ仮ですが、「ゴクシンカ」、昨年の夏に掲載された読み切り「へレディタリー/極道」を、連載用に設定から仕切り直して再構築した物語です。 告知をします!コミックビームの…

AIが自動生成で創作する未来関連

AI技術の進歩が、色んな新しいものを生み出していて、例えば文章の続きを描いてくれるAIなども出てきています。またゲーム等ではそういった自動生成の試みは昔からされていて、例えば3Dの背景も、ひとつひとつ手作りするのではなく、ある程度条件を指定する…

連載時には批判的な感想ばかり見た漫画がいつの間にか名作扱いになっている関連

僕は、自分が好きな漫画についての、他の人の感想をあさったりすることがあるのですが、近年は色んな潮目が変わっている気がしていて、漫画の好意的な感想が沢山目に入るようになりました。十数年前などは、感想を探しても批判的なものが多く目に入ることが…

「ケモ夫人」とコミティアのCHAOS関連

Twitterで連載されている藤想さんの「ケモ夫人」が、先週アフタヌーンから単行本が出て、重版および続刊が決定したという嬉しいニュースがありました。 祝 『ケモ夫人』発売即重版&続刊決定‼️重版分は3月下旬出荷予定です。藤想氏描きおろしのケモ夫人ステ…

兼業で漫画を描くノウハウメモ(2022年2月版)

今、仕事をしながらたまに漫画を描いているので、仕事をしながら漫画を描くためにやっていることをメモしておきます。 ・ネーム編 ネームというのは、漫画の設計図のようなもので、漫画を作る上では必ずしも必要なものではありません。同人誌では今でも作ら…

誰かが作ったビジネスの中でお金を貰う関連

ある人の年収と能力って直接的には関係がないと思います。つまり、能力が高いからといって年収が高くなるとは限らず、年収を上げるために能力を高めるのは直接的に効果が出るものではないと思うということです。なので、いくら能力向上のための研鑽をしたと…

文章原作を批評のように漫画に変換する関連

2/28(月)に発売のヤングキングから、3号連続で3話完結の漫画が掲載されます。 日付変わってた。告知をします!今月後半のヤングキングから、三号連続の前中後編で、八月に載った藤見登吏央先生原作の読み切り「いじめ撲滅プログラム」の続編となる、女子…

漫画の掲載情報とコミティア出ます情報

告知情報です。 日付変わってた。告知をします!今月後半のヤングキングから、三号連続の前中後編で、八月に載った藤見登吏央先生原作の読み切り「いじめ撲滅プログラム」の続編となる、女子校編が載ります。 pic.twitter.com/Pxdr8rv4SW— ピエール手塚 (@os…

モノローグは物語の中にしか存在しない関連

物語の登場人物が、自分の頭の中の考えを喋るモノローグは、よくある表現であると同時に、とても特異な表現だなと思います。なぜなら現実では、「他人の考えていることがそのまま分かること」はあり得ないからです。 自分が実際に生きている世の中では、自分…

忙しいと優先度の低いことができなくなる関連

昔からの自分の傾向なんですが、優先度が高いタスクが手元にあるとき、優先度の低いタスクが「今そんなことをやっている場合ではない」という判断となってしまい、ずるずると後回しになっていきます。 仕事で、めちゃくちゃ忙しくなってくると、今すぐにやら…

大友克洋全集で「童夢」を読み返した関連

大友克洋全集の刊行が始まり、第一弾として「童夢」が出たので、買って久々に読み返しました。どう思ったかというと、めちゃくちゃすごくて面白い漫画だなあということです。 僕は大友克洋世代ではなく、その影響を受けた漫画で育った二次世代だと思います。…

マニアは創作に向かないのか?あるいは研究のように創作をする関連

僕は近年創作もやるようになっただけの漫画マニアなのですが、前に友達と話してて「マニアが創作をやっても上手く行かないことが多い印象がある(のにやってて偉いね…)」と言われたことがありました。 僕は長らく読み専の漫画マニアとして、漫画を読んでは…

同人誌は商業漫画より儲かるのか?関連

同人誌を出した方が商業誌に漫画を描くよりも儲かる??という話があり、その答えは「いくつかの要素を満たせば儲かる場合はある」だと思います。そして、それが成立するための要素として一番大きいと僕が思うものは、「ページあたりの販売単価が高い」とい…

物語が終わるかどうかは重要だけど一番重要というわけでもない関連

物語がどのように終わるかは重要なんですけど、でもそれは個人的には一番重要なことでもないなと感じています。 僕が一番重要だと感じているのは、今読んでいる瞬間が面白いと思えているかどうかです。なぜなら、最後まで読んで初めてめちゃくちゃ面白くなる…

2021年の振り返り日記

2021年はいろいろ大変でした。 本業の労働の強烈な忙しさについて、詳細は書くことができないんですが、時間がないなかで全てをやり切るために、自分の手元に権限を集めて、とにかく僕がいろいろ決めていくという方法をとったんですが、そのせいでひたすら人…

チームに発言が攻撃的な人がいる場合の話

仕事のチームに攻撃的な人がいる場合に、チームとしての生産性が下がるという話があります。この話は、実体験としてそういうこともあるなと思い、一方で、単純化し過ぎるのも良くないと思っていますが、この辺について何年か前の実体験ベースの話について書…

「君の戦争、僕の蛇」と人間が物語に殺される関連

人間の自意識を描かせたら天下一、我らが中野でいち先生の新作「君の戦争、僕の蛇」の第1巻が先週発売されました。ので、その感想を書こうと思います。 viewer.heros-web.com 「君の戦争、僕の蛇」、略して君蛇は、ファージと呼ばれる、人類を襲う何かに立…

評論家文化と推し文化の摩擦関連

最近の世の中的には、何かに対する否定的なことをどんどん言いにくくなっているみたいな雰囲気があるように思います。とはいえ、実際、何かに対する否定的な言説は普通に全然あり、否定的な言説に対する忌避感を表明する人が増えているような雰囲気があると…

貧しい幸福と豊かな不幸関連

僕は「豊かさ」という概念を、「どれぐらい先のことを考えて今の行動を最適化できるか?」という指標で捉えています。「つまり今この時良ければそれでいい」という行動をするのは貧しく、「10年先のことを考えて今やるべきことをやる」のは豊かということで…

「コーポ・ア・コーポ」における人間が物語に勝利してる関連

岩浪れんじ「コーポ・ア・コーポ」はすごく面白くてすごくオススメです。 www.comic-medu.com コーポ・ア・コーポは、ある家賃の安そうな集合住宅に住んでいる人たちを取り巻く人間の様子を描いた漫画で、とにかく登場するあらゆる人間の存在感が異常に濃く…