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いじめ撲滅プログラム最終章の掲載が始まりました関連

 現在発売中のヤングキングに、いじめ撲滅プログラム最終章の前編と、ひとでなしのエチカの第9話が同時掲載れています。いじめ撲滅プログラムは、藤見登吏央さんの原作をもとに描いている漫画で、2年前頃に2つのエピソードが掲載されており、あと1エピソード描けば単行本化できる分量が溜まる本で、ひとでなしのエチカの1巻の最後にも発売の予告が載っていたのですが(2023年春発売として…)、予定より1年遅れでようやく最終エピソードが載ることになりました。

 遅くなった理由は、ひとでなしのエチカの2巻発売の方を優先させたことと、僕がずっと忙しかったことで、去年の年末にようやく本格的にネームを描き始め、なんとか仕上がったので、会社の仕事をしているのと生活の最低限の時間以外はずっと作画をしています。

 

 2024年が始まってから、次号の後編の掲載までだと、

連載漫画「ひとでなしのエチカ7話8話9話」 16ページ×3=48ページ
読切漫画「サポーター」           10ページ
シリーズ連載「いじめ撲滅プログラム」    28ページ+36ページ=64ページ

 

 合計122ページの漫画の掲載があることになり、毎月50ページ以上載っているという感じなので、もっと頑張れば、会社員を続けながら週刊連載も出来るのではないかという雰囲気になってきました。
(無理です)

 

 さすがにこの前のコミティアに新刊を出すことは諦めましたが、漫画はいっぱい描いています。いっぱい描いているのは、描いてほしいと言われたからなので、頼まれたら嬉しくてやってしまいます。

 

 その代わり、人と会っているときもiPadで漫画を描いているという状態なので、これを続けていると人間関係に問題が出てくるやもしれません。

 

 いじめ撲滅プログラムは、藤見さんから預かった原作を、規定のページ数内でどうすればより良く伝わるかということを考えた漫画です。漫画を面白くするためなら内容は変えていいと許可を貰っているので、原作の流れと核の部分を生かすために、様々自前の何かで補強しつつ、原作の魅力が一番面白く伝わるようにと思って漫画にしました。

 

 面白かったら藤見さんの原作の力で、つまらなかったら僕の責任ということでお願いします。

 

 最初のエピソードを描いたのは、まだ連載を始める前の読み切り仕事を始めた時期で、商業誌に掲載される漫画としては2本目でした。そのため、今よりも漫画を描くということに描きなれておらず、2つ目のエピソードから今回の最終章までの間は2年、その間に描いた原稿の数は1000ページぐらいあるので、僕の漫画の描き方の変化をそこに見て取ることができると思います。

 

 最終章を描く前に、最初に描いたエピソードを読み返したのですが、当時は描き方の指針が少ないなりに、下手くそゆえの執着心で描いたので、今だとこんなには描かないなと思うような絵があって、頑張って描いとるやんけと思って良かったです。今はそこそここなれて描けるようになっており、描く速度も倍ぐらいの速さになっていると思います。まだ後編の仕上げが残っていますが、頑張ってよく描けたなと思うので、今載っている前編と、来月の前半に出る後編を宜しくお願いします。

 

 単行本もしばらくしたら出ると思いますので、そのときは買ってください。