漫画皇国

Yes!!漫画皇国!!!

統計多重化されている社会とその限界関連

電気通信には統計多重化という考えがあり、これはざっくり言うと「通信のために据え付けられた伝送路を複数の通信者で共有することでなんだかいい感じになる」というようなことを言います。ざっくりし過ぎました。 例えば同じ家にある100Mbpsの通信ができる…

「フラジャイル」の宮崎先生の独り立ちエピソードがめちゃくちゃ心にきた話

アフタヌーンで連載中のフラジャイルはめちゃくちゃ好きな漫画なのですが、前回と今回の2ヶ月で描かれた宮崎先生の独り立ちエピソードが読んでいてめちゃくちゃ心にきてしまい、朝の電車で読みながらほろりほろりと泣いてしまいました。 フラジャイルは病理…

自分の子供に直接それを言えますか?への適切な回答とは何か?

ツイッターを見てたらインターネットで盛り上がっている話題みたいなものが断片的に流れてきており、自分の子供に対してひどい感じの表現をした人がいて、その人に対して「その発言、自分の子供に対して直接言えますか?」という感じの詰め寄りが発生してい…

黒田硫黄の絵のすごさ関連

黒田硫黄の絵がめちゃくちゃ好きで(もちろん漫画としても好きです)、真似をしたいと常々思っていますが、上手く真似をできないという状況です。そのすごさを説明するための切り口は色々あると思うんですけど、その中で僕が好きなものの一つはベタの使い方…

漫画を読むパワーの全盛期について

高校生ぐらいのときにBSマンガ夜話を見ていて、僕が思ったのは「ここで喋っている人たち、大して漫画読んでないなー」という気持ちでした。これは大きく間違っていて、多少合っていると思うんですけど、何が間違っているかというと、僕はまだ知識も少なく視…

僕が思う人間の脆弱性関連

僕が人間の脆弱性と感じているものがあります。そして、これは認識していたとしても自分でもどうにもならないので、なかなか辛いことだと感じています。これとはつまり、「人間は主観的に判断して一番得をする選択肢しか選ぶことができない」ということです…

怖いゲームがやりたいが怖いからできない問題

バイオハザード7をやりたいなあと思い続けて随分と時間が経ちました。 思ってないで買って遊べばいいじゃないかと皆さんおっしゃるでしょうが、できないんです。怖いんです。怖いから遊びたくないんです。でも遊びたいんです。 このように「遊びたい」と「…

インターネットの嘘情報との付き合い方関連

インターネットには無数の嘘情報があります(ほんとの情報もあります)。それらを完璧に見分ける方法はあるでしょうか?僕の現時点の結論としては「ない」です。インターネットの情報をインターネットを見ているだけで本当か嘘か見分けるための確実な方法は…

「レディプレイヤー1」をさっき観て来た関連

1時間ぐらい前に「レディプレイヤー1」を観たので、感想を書きます。 「バーチャルリアリティ」という言葉は日本では「仮想現実」と訳されますが、これは誤訳とは言わないまでも不適切ではないかという話があって、バーチャルという言葉を辞書で引いてみる…

漫画を描いたのでコミティア124にでます

漫画を描いたのでコミティア124に出ます。 日時:5/5(土)11:00〜16:00 場所:東京ビッグサイト 東4・5・6ホール スペース番号:し35b サークル名:七妖会 今回の新刊は、以下のエントリでも書いた全部消えてしまったやつを、イチから描き直したものです…

「好き」と「嫌い」は等価な裏表かどうか問題

何かが好きという感情を僕が大事にしていて、同時に何かが嫌いという感情も大事にしています。自分には好きなものとか嫌いなものとかあるわけですが、嫌いなのに好きと言わないといけないとか、好きなのに嫌いと言わないといけないことが多いとストレスがあ…

メタルギアサヴァイブはいいゲームだった

この前、「メタルギアサヴァイブ」をクリアしました。既に買うことを決めていた「北斗が如く」の発売までのつなぎで何かゲームをしようと思って買ったんですけど、買う前は「メタルギアソリッドV」で使われたゲームエンジンであるFOX ENGINEや各種素材を再利…

刃牙シリーズのこれまでのテーマとこれからへの勝手な期待

板垣恵介の刃牙シリーズは、「グラップラー刃牙」「バキ」「範馬刃牙」「刃牙道」と四シリーズ続いており、昨日第五シリーズの開始が示唆されつつ「刃牙道」が完結しました。 では次に描かれるものは何であるか?ということの期待をしつつ、これまでのそれぞ…

内輪ウケは世の中で最も面白いことのひとつという話

何かの話をするときに内輪ウケの話をするっていうのは、嫌がられることが多い感じがするんですけど、僕が思うに内輪ウケは世の中で最も面白いことのひとつなので、やっちゃうことも多いです。 僕の感覚として、興味を惹かれてしまうものは「ぎりぎり分かるも…

いちご狩りと人生、あと若干の漫画関連

人生をそこそこ生きて中年男性となり、自分の欲求と自分の外にある社会を上手く軋轢ないように適合させることも割とできるようになった昨今、どうしてもいちご狩りに行きたいという内発的衝動を社会と齟齬なく解消するために、この前いちご狩りツアーに行っ…

ミスターサタンと嘘つきの発信力関連

ドラゴンボールのミスターサタンについてですが、歳をとるにつれていい役回りだなと思うようになりました。なぜなら、ミスターサタンは、ドラゴンボールの作中において主人公の悟空たちとは異なる世界観から登場した特異な人物だからです。 ミスターサタンの…

「辺獄のシュヴェスタ」に見る誠実さ関連

辺獄のシュヴェスタ、めちゃくちゃよい漫画なんですけど、何がよいと感じるかというと、主人公エラの生き方です。 彼女は幼い頃から、自分で考えた自分の正義に基づいて行動する子供でした。一方、世間では世間で共有された正義こそが正義であり、それに基づ…

人間は他人の仕事を適切に評価できるのか関連

仕事をしていると人間の評価をどのようにするかという課題に突き当たります。なぜなら、その人の報酬はその人の仕事の評価に連動する形で決められた方がよいのではないかと思うからです。適切な報酬を支払うためには、適切な評価が必要ですが、果たして適切…

「弱虫ペダル」の御堂筋くんが好きすぎる関連

弱虫ペダルで一番好きな登場人物は誰?と聞かれたら断然御堂筋くんなんですけど、どこが好きかというと、セリフひとつに集約されます。 「お前らには絶対分からん」 この言葉が出てくる時点で、絶対に嫌いにはなれないという気持ちになります。 これは運動も…

「キャッチャーインザライム」と言葉による自己表現関連

「キャッチャーインザライム」はスピリッツで連載している女子高生のラップバトル部のお話です。最近1巻が出ました。僕はラップのバトルについて全然詳しくないので、上手い具合に韻(ライム)の踏み方を脳内再生できず、ぎこちなく読んでいるところもある…

記録と記憶と人生の一貫性について

人間が80年生きるとして、生まれてから死ぬまでに音を32kbpsぐらいで残したらどれぐらいになるのかな?と考えてみると、 32kbps × 60(秒) × 60(分) × 24(時間) × 365(日) × 80(年)= 約10TB になります。今は10TBのHDDが5万円ぐらいあれば買えそうなの…

「児玉まりあ文学集成」について

コミティア123で三島芳治さんの「児玉まりあ文学集成」という本を入手したのですが、めちゃくちゃ良かったので、読んだあとスペースに再度来訪し、他の既刊も全部ゲットしてきました。全部で7冊入手しましたが、全部よかったです。 「児玉まりあ文学集成…

軽い気持ちでえらいことが起こってしまう関連

世の中で起こる重大なことのきっかけは、誰かの軽い気持ちでやってみたことであったりすることがある。軽い悪ふざけのつもりが、人の生死に関わるような事故を引き起こしてしまったりする事例も多々ある。そういう事故について、反省会のようなものに参加し…

もし、全ての漫画が定額読み放題になっちゃったら?

免責:これから書くのは仮定に仮定を重ねたすごく雑な話です。 漫画の著作権を無視った違法サイトに対抗するには、より安くて利便性の高い正規のサービスが必要!みたいな考え方があります。これって実際やるとしたらどうなるのかなあと思ったので、ちょっと…

料理漫画に慣れ親しんでしまった厄介な我々関連

料理漫画には色々な料理のテクニックが出てきますが、それが汎用的なものであればあるほどに、ネタかぶりしてしまう可能性があると思います。ある漫画で大々的に登場した料理のテクニックや蘊蓄を、既に別の漫画で読んでしまっているときに、そこには驚きを…

本屋が減っている件について(実感編)

今月の頭から働く場所が変わりました。これまでは都心で働いていたので、通勤の導線上に複数の大きな本屋さんがあり、欲しい本はそこにいけば何でも買えるという恵まれた状況でしたが、それが一変してしまいました。本屋がないのです。 正確にはあるにはある…

インターネットvs著作権関連雑感

「インターネット」というものが何であるかというと、その解釈のひとつは「コピー」なのではないかと思います。サーバに存在している情報を手元のクライアントにコピーすることができるのがネットワークの機能のひとつだからです。インターネットは世界中の…

ダメな労働環境と足りないお金関連

漫画家のアシスタントの労働環境が悪いという話題を目にして、思ったことを書きます。 僕は漫画家のアシスタントをしたこともないですし、漫画家だったこともありません。出版関係の仕事もしていません。なので、ここで思うのは、漫画家のアシスタントの労働…

2017年のお気持ち振り返り

なんとなく時間が空いたので、早々と今年一年感じたこととかを振り返ってみるかという気持ちになったので、なんとなく書きます。 僕はあまり人間の意志の力というものを信じていない。なぜなら僕自身がとても意志の弱い人間だからだ。今日だって朝早くに起き…

メンタルへの二重の極みについて

二重の極み(ふたえのきわみ)とは、「るろうに剣心」に登場する技で、拳を指の第三関節を曲げない状態で一撃を加え、そしてその後の刹那のタイミングで第三関節を曲げてもう一撃を加えるという技です。厳密に言えば、刹那の二連撃さえ満たせばいいので、や…