漫画皇国

Yes!!漫画皇国!!!

「HUNTER×HUNTER」のナニカの能力と責任の等価交換認識の類似幻視関連

ハンターハンターに登場するゾルディック家には、アルカという子供がおり、そのアルカには「ナニカ」と呼ばれるもうひとつの人格が存在します。ナニカの正体はその後、暗黒大陸から持ち帰られた「ガス生命体アイ」という存在であると示されており、これから…

将太の寿司Tシャツをめぐる冒険

ユニクロの将太の寿司Tシャツ、ぜったい買う。— ピエール手塚 (@oskdgkmgkkk) 2019年7月29日 2019年7月29日、将太の寿司界隈を驚かせるビッグニュースが舞い込んだ。週刊少年マガジンの60周年記念を祝したユニクロとのコラボ商品のラインナップに、将太の寿…

誰かが「正解」を作っている世の中に生きている関連

大森靖子の「君と映画」という曲の歌詞に、以下のようなものがあります。 映画もいいよね 漫画もいいよね ついついお金を使ってしまうでしょ知らない誰かに 財布を握られる 握られるテレビもいいけど なんか怖いよね これが現実か なんか怖いよね私のリモコ…

「ウサギ目社畜科」がめちゃ好き関連と僕の笑いの理論

直近で、最近は何の漫画が好きですか?って聞かれたときに答えたのが「ウサギ目社畜科」です。今一番楽しみに連載を読んでいるギャグマンガです。 ウサギ目社畜科は、月で労働していたウサギのふわみが、戦力外通告を受けたことで地球に落とされ、サラリーマ…

「天気の子」が「甘い水」のオルタナティブっぽく感じた関連

天気の子を公開初日に観たんですが、その物語の最後に至るにつれて僕の記憶の中からのっそり出てくる漫画がありました。それが松本剛の「甘い水」です。 「甘い水」は、父親の命令で家族を支えるために体を売らされる少女と、閉塞感のある田舎町で外に出る自…

せがわまさきの「ドロップランダーズ」の話数を毎月確認しています関連

半年ぐらい前の月刊ヤングマガジンに、せがわまさきの「ドロップランダーズ」の「前編」が載りました。そして、その次の月に、僕は「後編」を読む気まんまんで雑誌を開くと「中編」が載っていたのです。 なるほどー、と思いました。「前編」の後に「後編」で…

「双亡亭壊すべし」と「サユリ」と「パックマン」に見る、非対称な関係性が生む恐怖について

「双亡亭壊すべし」の坂巻泥努さんがすごく好きなので、今週のサンデーなど、泥努さんがとても魅力的に描かれている回は、めちゃくちゃ楽しくなってしまいます。 双亡亭壊すべしは、足を踏み入れたものを不幸に陥れる謎の建物「双亡亭」を巡るお話で、連載が…

批判は何も生まれない?関連

インターネットに何かを書いたり、何かを作って公開をしたりすると、反応を得られることが増えてきた感じがします。 僕はずっとポリシーとして、「趣味でやってることについては他人の反応を無視する」ということを心がけていて、それは、自衛のためでした。…

漫画を読み返して以前と違うことを思う関連、あと痛みが怖いという話

ここ数日、「Dr.コトー診療所」を読み返しています。で、17巻にこのようなセリフがあります。 「痛み」は、人間のすべての気力を失わせる。楽しむ、喜ぶ、働く、生きる… … その気力すべてを奪って、人の一生を「痛み」に耐えるだけのものに変えてしまう。 …

自分の思考方法がまったく論理的じゃない関連

「論理的な思考能力が重要」みたいな話があると思うんですけど、困ったことに僕は日頃から全く論理的に思考をしていません。「元になる何か情報があって、それを信頼できる論理をガイドラインにしながら筋道立てて展開していくことで最終的に結論に至る」と…

男性の生きづらさを描いた漫画関連

「女性の生きづらさに関する漫画は近年数あれど、男性の生きづらさに関する漫画はあまりないように思う」という話を目にしました。 そもそも「生きづらい」というのはどういうことか?という話があるのですが、僕の認識では「自分が周囲から求められている姿…

感想を書きにくい漫画がある関連

面白い漫画なのに感想が書きにくいっていうことあると思っています。例えば、1話完結のオムニバス漫画の感想などはそれがどれだけ面白くても書きにくいです。なぜならば、ひとつひとつのお話が短いので、仮にその中のひとつの感想を書いたとしても、単行本…

ちばてつや賞ヤング部門で佳作を受賞しました報告

皆さんにご報告です!僕の漫画がちばてつや賞のヤング部門で佳作を受賞だそうですよ!! yanmaga.jp 以下で読めるので、まあ読んでください。ただ、これはコミティアに出してた漫画なので、読んでいる皆さんもいるかもしれない。 comic-days.com 経緯ですが…

「ロッタレイン」を読んで気づく自分の中の気持ち悪さ関連

松本剛の「ロッタレイン」ですが、雑誌での連載が完結した後に、毎月1冊ずつ単行本が出て、最終3巻まで出おわりました。なぜこういうタイミングでの単行本化になったのかはよく分からないですが、連載が続いても単行本が出ずに終わるんじゃないかと少しハ…

自分が無意識にやっていることを意識する関連

何年か前に、シャーペンで文字を書いているとき、自分が無意識にペンを回していることに気づきました。ここでいう「回している」というのは、いわゆるペン回しではなく、芯を軸に見立てる方向の回転なのですが(伝わってください)、この動作に何の意味があ…

平成という時代の個人的な振り返り関連

平成が終わって令和になった。何かが変わったかというと変わってない。この3月に免許を更新し、次回の更新は5年後なので、免許には平成36年まで有効と記載されている。そのときまで僕は平成とまだ微妙に関係がある生活をする。 昭和が終わったのはまだ僕…

コミティア128に出ます情報

コミティア128に出ます。よかったら来てくだされ~。 日次:2019/5/12(日) 場所:東京ビッグサイト青海展示棟(最寄り駅:東京テレポート) スペース番号:B21a サークル名:七妖会 ここのところ毎回参加して本を出してますが、なぜそんなことになっている…

「かんかん橋をわたって」と社会の摩擦の解消方法関連

「社会」とは何か?ということを以前から考えているんですが、僕の今のところの考えでは「同じルールを共有している集団」のことです。一対一の友人関係や家族、地域社会や会社、そして国家など、数の大小はあったとしても、そこには少なくとも1つ以上の共…

「神クズ☆アイドル」とオタの欲目で見てくれ見てくれ関連

とにかく顔がいい男なので、ただかっこいいだけでお金を稼げるかも??という理由からアイドルになった仁淀くんが、実際のアイドル活動は面倒くさくてやりたくないところに、うっかりやる気マンマンのアイドルの幽霊、最上アサヒちゃんがやってきて、憑依し…

抽象化された物語を具体例で解釈してしまう関連

物語では現実に存在する問題を固有名詞もそのまま具体的に描くものと、一旦抽象化したあと何か別のものに置き換えて描くものがあると思います。どちらがいいかという話ではありませんが、具体的なものでは、現実と密連携されているため、描写の間違いにセン…

amazarashiの「デスゲーム」と京極夏彦の「邪魅の雫」は似てる説

amazarashiの好きな歌のひとつに「デスゲーム」があるんですけど、この曲が歌っているものは京極夏彦の小説「邪魅の雫」で描かれているものと同じなのではないか?と思ったので、その話を書きます。 邪魅の雫のネタバレが入るので、読みたくない人は読まない…

人間が機能しか求められないことの気楽さとしんどさの話

昔なんかの研修かなんかで聞いたのは、人間が顔と名前とパーソナリティーを把握して、コミュニケーションをとれる人数の限界が200人ぐらいという話です。これは実感と合うようには思っています。ただ、僕個人の能力としてはもっと人数が少ないようにも思いま…

「めしにしましょう」と料理漫画の競争領域関連

「めしにしましょう」は、イブニングで連載されている料理漫画ですが、毎回何かしらの意味で極端なレシピの料理が作られる様子が描かれていて、すごく面白いです。 漫画の特徴とは何か?という問いには色々な答え方があると思いますが、僕が思うにそのひとつ…

なぜオタクは自分が好きなものを世の中に広めようとしてしまうのか?

オタクなので、自分が好きなものを世の中に広めたいという気持ちが湧いてしまいます。 これ、昔からなんでかなあと思い続けていて、だって、別にそれが広まったところで、自分にお金が入ってくるわけでもないし、その作品の評価が自分の評価になるわけでもな…

「からくりサーカス」のアニメでジョージ・ラローシュはピアノをまた弾いてねと言ってもらえるのか??

「からくりサーカス」のアニメは全43巻をたった36話でやりきるという厳しい前提のもとに作られているアニメで、当然その全てをやりきることはできませんから、原作漫画の中から取捨選択をし、爆速で話が進められるという感じになっています。 これは正直、原…

「スプリガン」はオリハルコンだ!!関連

超古代文明の遺産を秘密裏に発掘調査したり、悪い人間に利用されないように封印したりしている組織ことアーカムで活躍するエージェントは、スプリガンと呼ばれています。「スプリガン」はそんなスプリガンの一人であるところの御神苗優くんを主人公にした漫…

怒りという感情との付き合い方について

漫画を読んでいて、感情が動く場面があり、その中でも強いものは「怒り」の感情です。僕自身の日常生活の中では少なくとも表面上は怒りが出ないように心掛けていて、そうなるように調整して生きているので、漫画を読んでいると、自分の中にまだまだこんなに…

ラブコメ漫画は2種類に分かれる関連

ラブコメ漫画は大きく2種類に分けることができると思います。まず、特定の男女の間に発生する恋愛を主に取り扱う漫画の場合、主人公となる片方から相手への恋愛感情は主人公であるがゆえにその内面描写から確定するものだと思います。しかしながら、相手か…

制限がないことは表現の多様性を育むのか?関連

世の中は不自由だなと思うところがあって、自由な表現というものはどこにあるんだろうな?と思ったりします。とりわけ、経済活動としての側面を求められる本については、不自由な要素が多いように思えていて、なぜならば、売れなければ続けることができない…

「世界は寒い」と塵芥のような自分関連

この前「世界は寒い」の2巻(完結)が出たんですけど、昨日のコミティアでその補完本も出て、それも読んだので感想を書きます。 世界は寒いは、フードコートでバイトする6人の女子高生が、客の忘れ物の拳銃をうっかり手に入れてしまうというお話です。彼女…