会社員仕事と漫画の仕事のスケジュールを同時に管理するようになって、ますますスケジュール管理の方法が上手くないと破綻してしまう、という気持ちになってきました。
スケジュール管理において、今一番重要だと考えている行動指針は「明日やろうと思ったら今やる」です。自分の「明日やろう…」という先送りの気持ちを感じてしまったら、その罰として、今作業を始めないといけないという条件付け行動をしている感じです。
なぜそういうことをしているかというと、「明日やろう」という気持ちの自分の中での本質は、「今やりたくない」だと感じているからです。「今やりたくない」という気持ちは、明日になっても「今やりたくない」のままだったりするので、結局明日になっても再び「明日やろう」と思ってしまうのではないでしょうか?
その状態を見過ごしていると、何もしないままにすぐに数日経ってしまうことがあります。そしてそうなってしまったときに思うことは、数日前から少しずつでもやっておけばよかった!!!です。
なので、たとえ線を一本引くだけで終わったとしても、今すぐに何かをやった方がいいと感じています。一旦始めてしまえば興が乗って、数コマ描けてしまうこともあります(描けないこともあります)。とにかく始めるきっかけの最大静止摩擦力みたいなものがとても大きいので、そこを乗り越える必要があり、今はそのきっかけを「明日やろう」と思った瞬間に設定するということにしている感じです。
その結果、「くそ!明日やろうと思ってしまった!からには、1コマ描くか…」というような行動を日々しており、このままでは本当にやりたくないときには、明日やろうと最初から思うことすらないように自分を調整してしまうかもしれません。
漫画の連載は、昨年1年かけて自分が1ヶ月でどれぐらい描けるかを確認しながら、ペースを決めたところがあるので、今のところそんなに無理もしていないのですが、しかしながら、その前提は「日々コツコツやっていくこと」だったりするので、なんとなく数日サボったりすると、とたんにスケジュールが厳しくなってしまいます。
つまり、毎日ちょっとずつやるということができなければ破綻するので、どうにか毎日ちょっとずつやる方法を考えなければならないんですよね。
僕が無限のやる気がある人間ならいいのですが、実際はあらゆることにやる気がなく、やる気をベースにしていたら何もしないので、やる気がない状態でも何かを作れるようにならないといけないという厄介な性質をしています。今やっている方法は割と良くて、おかけで作画のスケジュールも遅れずにやれているのですが、人と一緒にいるときもこのルールでやっているので、楽しそうに話していたかと思ったら、いきなり漫画を描き始めたりするという奇行をしてしまうことがあり、一応許されてはいると思いますが、客観的な気持ちで振り返ると、ヤバいやつだなと思ったりします。
まあ、ヤバくても〆切までに描ければまずはいいので、淡々としたペースが確立するまでのしばらくは急に漫画を描き始めるヤバ人間として生活をやっていこうと思います。