漫画皇国

Yes!!漫画皇国!!!

2021年の振り返り日記

 2021年はいろいろ大変でした。

 

 本業の労働の強烈な忙しさについて、詳細は書くことができないんですが、時間がないなかで全てをやり切るために、自分の手元に権限を集めて、とにかく僕がいろいろ決めていくという方法をとったんですが、そのせいでひたすら人と話しては何かを決めていくという感じになっていて、一日に人間が決断できる量に限界があるという話が本当なら、毎日速攻で全て使い切ってしまうような感じになっていて、もう日々しんどいです。

 とにかく人数と時間が足りない中で、何かを上手くやっていくということに対して、本来は、人数を確保して時間を十分とるという、僕より手前でやっておくべきことが全て失敗したような状態から手渡されて始まっていて、いまだなんとかなるという確証が得られないままで、走り続けているような状況です。

 少なくとも、このまま3月末まではこの状況を続けなければならず、それは、ただ時間が過ぎれば終わるというものではなくて、今手元にある課題をそのときまでに全て解決しないといけないので、早く時間が過ぎて終わってくれという気持ちと、解決のために少しでも時間が遅くなってくれという気持ちが同時に存在し、合体融合してスペリオルドラゴンになっています。

 

 そんな状態と並行して今年は漫画をやりました。

 

 4月に今年度は漫画家になろうかなと思ってから、3月末までに100ページぐらい商業の原稿を描けるようにしようと目標を立てたのですが、秋ぐらいには達成した(コミックビームヤングキングとジャンプ+)ので、なんかワケがわからないよなと思いました。思った時点ではなかった読切漫画の話が、その後、とんとん拍子で話を貰って描いたら載ったので、運を使い果たしたかと思いました。

 2021年度の目標はもう達成したので、2022年度には読切漫画だけでなく漫画の連載をやったり単行本を出したりしたいなと漠然と思っています。そうしたらやっとちゃんと漫画家を名乗っていい気がするので。

 

 ゴリゴリ労働しながら漫画を描く時間がどこにあるんですか?という話は今年何度も聞かれたのですが、仕事しているのと生活に最低限必要な時間以外は、隙間があるとiPadで漫画を描いているので、iPadさまさまです。あとClip Studioの使い方を覚えていっているので、時短で描けるようにはどんどんなっています。

 本来、こういうのは作画が効率化されて浮いた時間でさらにクオリティアップなどを狙えるといいのでしょうが、僕の場合は、それでようやく描けるみたいなところなので、もっと時間をかけてできたらいいのになとは常に思っています。

 

 仕事辞めて漫画の方を頑張ってみる気はないんですか?って話も今年は結構言われていて、ただ、僕はキツくてもそこそこ給料の出る安定した仕事をしていて、このままこの領域でおそらく20年はまだ働けると思うので、仕事を辞めて漫画をやるときっと年収がグッと減るんですよね。

 なので、少なくとも漫画の連載が決まって単行本が出て、それが結構売れるみたいな状況にでもならないと、生活が不安定になるので、昔の生活が不安定だった時期にもう二度と戻りたくねえという気持ちから、今はまだそうは思えないみたいな感じです。

 

 でも、条件が揃えば仕事を辞めてもいいなという気持ちもあるにはあったり、本業は専門技術職なので一回無職になっても仕事はどこかにあるでしょうし、転職するタイミングで、間でしばらくを貯金を頼りに漫画をやってみるとかの選択肢もあるような気もしています。

 ただ、今の時点では漫画の仕事があることは全てが皮算用なので(今の読切漫画仕事もなぜ貰えているのか不明)、仕事しながらも、継続的に漫画仕事があるような状態にできれば、やっと考えのスタートラインに立てる感じだと思うので、それをしようと思います。

 

 2021年は客観的に見てもいろんな方面ですごく頑張ったでしょ?ですよね?って感じがありますし、2022年もなんかその調子で面白いことができればいいなと思っています。