漫画皇国

Yes!!漫画皇国!!!

2023年の振り返り

 2023年は大変でした。主に会社の仕事が。そしてそれはまだまだ続く。

 

 漫画の方は、ひとでなしのエチカとゴクシンカのそれぞれ2巻を出せて良かったです。ゴクシンカは去年の秋には完結が決まっていたので、規定の話数の中で、どこまで自分の描きたいことを描けるかを試し、満足いく形で描けたので良かったです。

 ただ、完結後の反応を見ていると、自分が思っていた本筋と考える話が、ぜんぜんそう思われていなかったケースもあるようで、その人たちに対しては上手く伝えられなかったなという反省の側面もありました。

 とにかく描きたいことは描けたのと、伝わるところには思った通りに伝わっていることも確認できたのでよしとします。

 

 より多くの人に満足して貰える漫画というのは、商業活動を続けていく上では、取り組まないと行けない課題だなと思いました。

 

 

 ひとでなしのエチカは、同人誌として描いていたエピソードを使い切ったので、新作を始めることができました。自分的に色々なチャレンジをしているので、面白く連載ができています。

 会社の仕事をしつつ、隔週誌で16ページずつ、3回掲載して1回休みというのは、今のところ無理なくできるペースなので、空いている時間に別の仕事も進めようとしています。皆さんにお知らせできるのは、もう少し先になると思いますが。

 

 エチカの2巻については、とにかくamazarashiの秋田ひろむさんから、帯の言葉を頂けたのが嬉しかったです。自分が好きな人に、自分の漫画を読んでもらい、リアクションを頂けるのはホントすごくて、頭がおかしくなりそうでした。

 

 去年は2冊単行本を出せたので、今年は3冊出せたらベストだなと思っていましたが、「NEEDY GIRL OVERDOSE」のアンソロに寄稿したのを数えれば3冊になりました。

 これもすごく面白かった仕事で、今までの自分の頭では考えなかった部分を使って描いたのと、ここで考えたことが、エチカの3巻に収録される予定の話の下地になっています。

 

 他にもたくさん色々ありました。コミティアにも出たし、寺沢大介先生がコミティアで本を出してくれて嬉しかったり、この前も忘年会に呼んでくれて嬉しかったり。

 他にも色んな好きな漫画家さんとお話できる機会があったり、自分の漫画も読んで貰えたりして、ほんと嬉しいことばかりでした。

 

 アイドルランドプリパラが始まったり、来年にはプリティーシリーズ新作アニメが開始するらしかったり、ゴールデンウイークには華倫変展というすごいものが開催されて、大阪まで行って楽しかったです。

 他には、コワすぎのお化け屋敷に行ったのもめちゃくちゃ楽しかったですね。

 

 漫画以外の活動だと、参加してるwebラジオ「人生思考囲い」がティアズマガジンで連載になったり、リアルイベントも人がいっぱい来てくれて、よかったです。

 

 よかったことは本当にたくさんあり、人にも環境にも恵まれていて、つらいのは会社の仕事だけです。その会社の仕事も、つらさと引き替えに成果はでていて、ボーナスもかつてない金額を貰ったので、多少はましな気分です。ただ、ここからもう一年頑張れるのかどうかは不安ですが。

 

 来年は会社を辞めているかもしれない。かつてないほど辞めたいからです。でも、頑張っている自分も想像できます。

 どうなるんだ!?どうなると思います?