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コミティア136に参加したレポ

 このブログでは特に告知をしませんでしたが、6/6に開催されたコミティア136にサークル参加しました。なぜ告知をしなかったかというと、世の情勢が情勢なので、人に積極的に来てくれという感じでもないなあと思ったからです。

 

 コミティアはイベント開催のガイドラインに則った形で開催され、検温や消毒、入場人数の管理、スペースも隙間を広くとった配置、通路も余裕のある感じで、頑張って開催できる条件を満たしてくれたんだなと思ってスタッフの労力に感謝の気持ちがありました。

 気になった点としては、検温の列がサークル参加者と一般参加者で同じだったので、入場時に長い列ができていて、余裕を持って現地到着していなければ、サークル入場の時間に間に合わなかったかもなと思ったところぐらいです。

 この辺については、サークル入場者専用の列があってもよかったかなと思いましたが、それぐらいのことを準備をする側が考えなかったとも思わないので、色んな兼ね合いでこれがいいということになったのかもなという理解をしています。

 

 さて、無理やり捻り出した新刊「命にふさわしい」が会場配送で届いていたので、その時点で大体の目的は達成したので、あとは人がきてくれたら本を売るという感じになりました。

 

 前回のコミティアでも入場制限があり、人でも少ないと思ったので何冊刷ったものかなと思ったのですが、余ってもその次の参加のときに持っていく本があるから、そんなに少なくしなくてもいいかなと思っていつもぐらい刷りました。結果、なんか擦った数の9割弱ぐらい捌けたので、全体の人出はやっぱり減っているものの思ったよりずっと人が来てくれてよかったなと思います。ちなみに新刊の原価率は8割強なので、ちょうどよく印刷費も回収でき、無料で本が発生した感じになりました。

 ちなみに今回の参加は、コミティアクラウドファンディングの返礼でもらった参加券を使ったので、実質無料コミティア でした。

 

 今回のコミティアの印象としては、以前本を買ってくれた人がまた買いに来てくれるケースが多くて、もう5年弱参加してることもあって、なんか馴染んできたなという気持ちになりました。

 同人誌即売会に出ると、色んな方面の知人が来てくれるので、なんだか生前葬みたいだなと思います。生前葬を思い浮かべるのは、それぐらいしか色んな方面の人が同じ場所に来てくれる人生イベントを思い浮かべられないからです。

 

 学生時代の方面からの直接的な知り合いや、インターネットで知り合った人、コミティア の会場で知り合った人や、いつも本を買いに来てくれる人、とにかく色んな人が来てくれるので、すげえ楽しかったですね。

 今回新しかったのは、僕は去年からYouTubeで公開しているインターネットラジオ「中野アラバキの人生思考囲い(略してじんしこ)」に参加しており、「じんしこ」を聞いていますと言って来てくれる人がいて、よかったです。じんしこは、中野でいちさんとあらばきさんがやっているラジオで、僕はただのファンだったのですが、参加するきっかけのひとつが、僕がコミティア会場で中野さんあらばきさんのそれぞれのスペースを訪れて「じんしこ聴いています」と伝えたことなので、実質コミティアみたいなラジオです。

 

 直近では、僕の商業デビューの話題をしているので、よかったら聞いてください。

www.youtube.com

 

 特にここしばらくは、仕事関係の人以外とはほとんど会うことがない生活をしているので、コミティアで色んな人と喋ることができると、人と直接喋るのはいいなあと思いました。

 5年ぐらい前に急にコミティアに参加してみようと思わなかったら、今どんな生活をしているのかわからないぐらい、そこから広がった人間関係があったり、漫画を描くようになって起こった出来事があって、中年がなんかを急に始めてみるのもいいもんだなと思ったりしています。

 できればまた次回もサークル参加したいですね。

 

 そういえば、開催は終わっているので手遅れで申し訳ないですが、新刊サンプルを上げていたので貼っておきます。

manga-no.com