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メガネキャラが本気になるとメガネを外す関連

 メガネキャラが戦闘とかになるとメガネを外す描写があります。それはメガネをつけたままだと、殴られたときに破片が目に入って危険だからなのではないかと思いますが、同時に、メガネがないと生活に支障があるからメガネをかけているのに、本当に外して大丈夫なの??という不安もあります。

 

 そのキャラが近視だった場合、外してしまうとぼんやりとしか世界が見えなくないですか?その状態で戦ったりすると、不利になりませんか?戦うときにだって、相手をよく見ることが重要だと思います。それなのにわざわざ見えなくするなんてナンセンスだなと思います。

 

 そういうとき、大丈夫なのかな?と心配になってしまいます。

 

 ただし、メガネを外す合理性があるキャラもいます。例えば、実は伊達メガネだったなんていう方法があります。あとは、なんか人格が入れ替わると視力も変わってメガネが不要になるキャラなんてのも見た覚えがあります。あとは、目に特殊な力があるので、普段は特殊なメガネで抑えているなんてのもありますね(ARMSのキクロプスなど)。

 あとは、吸血鬼のキャラが、太陽の光に弱いのでサングラスをかけているものの、夜に戦うときには外すなんてのもあったと思います。

 

 一方で、メガネをかけることで強くなるキャラもいたりします。つまり、特殊な力のあるメガネなどです。有名どころでは、江戸川コナンくんは追跡機能のあるメガネをかけることで犯人を捕まえることができたりします。「死がふたりを分かつまで」の土方護は、失明している男ですが、特殊なメガネ(サングラス)をかけることで、超音波で認識した物体の形を網膜に投影して物を見ることができるようになります。

 そう、メガネは本来、人体の能力を強化したり補ってくれるものだということを思い出させてくれます。僕も目が悪くなってきたとき、黒板を目を細めて見ていましたが、メガネをかけるようになったら色んなものがくっきり見えるようになって生活の良さが向上しました。メガネがなければ運転もできません。

 

 「岸和田博士の科学的愛情」では、存在がマイナスになってしまった安川くんが、光を上手く認識しなくなってしまったために、岸和田博士がマイナスのメガネを作ってくれ、マイナスの眼鏡にマイナスの眼鏡をかけることでプラスにして、見えるようにしてくれたという心温まるエピソードもあったんですよ。この文章の意味が分からなかったら漫画を読んで確認してください。

 

 散漫な話になってしまっていますが、言いたいことは、メガネは人間にとって必要だからかけているものなんですけど、一方で、メガネが割れたら危険だということです。はじめの一歩でも、普段はメガネをかけている真田がリングに上がるときには外していました。危険だからです。

 メガネは必要だが、メガネにはリスクがあるとき、そこにメガネのジレンマが生まれます。果たして、かけるべきなのか?かけざるべきなのか?

 

 このメガネのジレンマへの対抗策が、「危険性の低いメガネにかけ替える」という方法です。このキャラは、大ヒット漫画に既に存在するんですよね。それが、「スラムダンク」に登場した海南の宮益です。彼は、バスケの試合に出るときに、試合用のメガネにかけ替えるんですよね。

 宮益のように、本気を出すときには本気を出すとき用の眼鏡があればいいと思うのですが、イマイチそういうキャラは少ないように思います。いや、そう言えば、キテレツくんも、キテレツ大百科を読むために専用のメガネにかけ替えていましたね。探せばもっといそうです。

 

 皆さんは本気を出すとき用のメガネを持っていますか?僕は持っていません。