漫画皇国

Yes!!漫画皇国!!!

2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「BLAME!」について

先日、弐瓶勉の「BLAME!」を読み返して面白かったので、それについて書きます。 世界観について BLAME!の魅力のひとつはその世界観だと思います。地上のみならず宇宙のどこかからも持ち込まれた建材によって、もはや人間の管理を離れた「建設者」たちが延々…

マグロ漫画年代記

マグロに関する漫画は色々あるんですけど、その中に「大漁!まちこ船」「オフィス北極星」「全てはマグロのためだった」あたりを続けて読むと色々思うところが発生したりしたのでそれについて書きます。 3作のネタバレが含まれますので気をつけて下さい。 大…

電子書籍のためのモバイルデータ通信の単価について

電子雑誌が便利という話 最近はアフタヌーンとかが電子版で買えるので、本屋に行く時間がなかなかとれないときでもボタンひとつで買えるので軟禁されているときとかにも買えて大変便利このうえないなあと思います。あと、僕はもともと漫画雑誌を月に数十冊以…

「おさなづま」について

この前、なんとなく読み返したら面白くて最後まで読んでしまったので原作:森高夕次、画:あきやまひできの「おさなづま」について書きます。 「おさなづま」というのはアクションで連載されていた漫画で、親の経営する鉄工所に融資を受ける代わりとして、ロ…

漫画の中国拳法描写について(追記あり)

「新暗行御史」というサンデーGXで連載されていた漫画があります。この漫画は、昔の韓国とファンタジー世界をミックスしたような世界を舞台にしていて、暗行御史(アメンオサ)という素性を隠した秘密の行政査察官のような人を主人公としている面白い漫画で…

「累」について

今日何となく「累」を最初から読み返したので、それについて書きます。 「累」は、美人女優の母親を持つ醜い娘、淵累(ふち かさね)が母親の遺した一本の口紅を使うことで他人と顔を交換することができるようになり、その類いまれなる演技力により、美人の…