今年は、コロナ禍の状況で在宅仕事も増えたりした一年でした。そのため、様々なリモート会議が開催されるのですが、リモート会議には移動時間が必要ないので、会議と会議の間に隙間がなくぎちぎちにスケジュールを入れられたりします。
僕のスケジュールはヘタをすると一日中会議が入っていたりして、それでも何とか出ているのですが、たまにスケジュール調整がどうしてもできず、2つのPCで別々の会議に参加だけしつつ、呼ばれると必要なパートだけ喋るというようなこともしており、それを個人的に聖徳太子スタイル(労働バージョン)と呼んでいたりします。
さて、そんな中での先週の話なのですが、出張先での作業とリモート会議の時間調整をミスって、作業終了時間直後に会議が始まり、携帯のslackに「参加してください」という通知が来たのを確認し、絶望的な気持ちになりましたが、どうしようもないので仕方なくその場でノートパソコンを開き、土地勘のない暗がりの道を歩きながら、リモート会議への参加が始まりました。
様子です。
徒歩移動中に電話会議が始まってしまった様子なんですが、スキルハンターを使っているクロロルシルフルみたいじゃないですか? pic.twitter.com/QjHpQKSZW2
— ピエール手塚🍙 (@oskdgkmgkkk) 2020年12月18日
幸いその会議では自分が喋るパートがしばらく後までないので、マイクをミュートにしたままで、自分が喋るパートまでに座る場所を探そうと思いました。最悪、道端に座り込んででもいいかなと思ったのですが、スマホで地図を確認すると、大きい道に出たところにマクドナルドがあるのを発見し、速足で移動、マイクをミュートにしたままでコーヒーを頼んで着席し、僕以外は、誰もまさか僕がこういう状況であることを全く悟らせないままでミッションをコンプリートしました。
「電話会議をしている間はパソコンを閉じることができない」という制約にもメゲず、マクドナルドに入ることに成功しました。 pic.twitter.com/QEtnh11RHm
— ピエール手塚🍙 (@oskdgkmgkkk) 2020年12月18日
ここでようやく、この記事のタイトルの盗賊の極意(スキルハンター)との関連ですが、これは「ハンターハンター」のクロロ・ルシルフルがつかう念能力の名前です。
この能力は、いくつかの条件をクリアすることで、他人の能力を奪うことができる能力です。そして、その盗んだ能力を使うときにも制約条件があります。
それは盗んだ能力を記した本を、使う能力のページを開いたままで手に持たないといけないというものです。
もうお分かりかと思いますが(ツイートにも書いてありますが)、これはノートパソコンを開いたままで(閉じたらスリープしてリモート会議が終わってしまうので)、移動やマクドナルドでの注文をしなければならなかった僕と同じではないですか?あのときの僕は、 盗賊の極意(スキルハンター)を使う、クロロ・ルシルフルそのものではなかったですか?
今回言いたかったことはこれだけです。
僕はハンターハンターが好きなので、自分の行動からハンターハンター性を見つけると喜んでしまうところがあります。
他では、以前、仕事に必要なので資格をとってくれと言われて、仕方ねえなあと思って受けに行ったときにも、あ、これ、次の仕事にハンターライセンスが必要だからとハンター試験を受けに来ていたイルミ(受験時はギタクラルという顔と名前に偽っていた)と同じだなあと思ったりしたこともあります。
今後も人生をハンターハンターになぞらえて理解していきたいですし、そろそろ連載も再開してくれないかとも願っています。