漫画皇国

Yes!!漫画皇国!!!

30代漫画好きが、急に同人活動を始めるとこうなる

 8月20日(日)に東京ビッグサイトで開催されるコミティア121に出ます。スペース番号はQ30a、サークル名は七妖会です。

 

 1年半ぐらい前にふと漫画を描いてみようと思ってから、手探りで漫画を描き始め、とりあえず今回で3個目の漫画が出来たという経緯です。3回ぐらい描いてみたら描き方もこなれてくるかなあとなんとなく楽観的に思っていましたが、特にそういうこともなく、とはいえ予定通りに完成したのでよかったですね。5回ぐらい描いたらこなれてくるんじゃないでしょうかね?とにかく完成したという事実を祝っていきましょう!

 聞くところによるとFacebookのモットーに「Done is better than perfect」というものがあるそうです。その通りだよなあと僕も思いました。反省する部分があったとしても、今の漫画ではなく、次の漫画に生かしていくのがよいと考えていきましょう。

 

 さて、今回の漫画は、「誰ガ為ノ草枕」という題名で、漫画の著作権管理がテクノロジーの進歩により今よりも少し厳密になった近未来のパラレルワールドを舞台にしたお話です。

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 この世界では、商業出版も同人誌も、世に出す場合は、著作権管理システムへの登録が必須となり、その漫画が過去に影響を受けた漫画に対して著作権利用料を納めなければならないことになっています。

 そこに現れたのが、ある少女です。その少女の描く漫画は、著作権管理システムに異常に高いオリジナリティがある(つまり、他の漫画からの影響が異常に少ない)と判定されました。彼女はいったい何者なのでしょうか?

 そしてまた、その世界にはある伝説的な男が存在します。彼はあまりに数多くの漫画家に影響を与えたために、あらゆる漫画から著作権利用料が振り込まれるようになった男です。その収入は漫画出版市場全体の数パーセントにもあたるものとなっています。しかし、彼には秘密があります。果たしてそれはいかなる秘密なのでしょうか?

 はてさて。

 

 この漫画、僕は自分では面白いと思って描いたのですが、僕は自分自身のことをあまり冷静には見られないので、他の人にこの漫画をどう思われるかはよくわかりません(面白いと思って貰えればいいのですが…)。とりあえずpixivに8割ぐらいの内容をアップロードしてみました。 

 そのうち全部ネットにアップロードするつもりですが、とりあえずはコミティアの会場で頒布する本での公開となるので、お話に興味があったら来てみてください(よろしくおねがいします)。

 

 さて、漫画は子供の頃からずっと好きですが、読むのが好きなのであって、描くのは全然あんまりと思っていたんですけど(やり方もよく分からないし)、いざ真面目に取り組もうとしてみると、お話を作るのは面白いなあと感じていて、そんでもって、それの印刷を頼んで紙の本になったものを見ると、なんだかすごく嬉しくなっちゃうんですよね。

 数年前、文章の同人誌を初めて作ってみたとき、会場に届いた本を開けてみて、ほんとすっごい嬉しくなってしまったので、その感覚を何度も味わいたくて今はやっているようなところがあります。

 

 そういう意味でいうと、最後まで描いて、本が作られた時点で僕の目的は達成されているということになります。イベント参加を含めて、あとのことは全部オマケですが、欲しいと思ってくれる人が買ってくれたりすると、それはつまり製作費の一部を負担してもらえるということなので、たいへんありがたいことだと思っています。

 

 そんな感じなので、よろしければ来て下さい。どうぞよろしくお願いいたします。